redbird日和

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25 2009

白血病の猫のこと。

以前の記事にもあるように
我家には白血病のウィルスを保持している猫が一匹居ます。

今週の月曜日朝、いつもケージの中からゴハンの催促のため
ニャーニャー鳴いてうるさいあの子が静かでした。
ゴハンを入れてやるとほとんど口をつけず、すぐ横たわって寝始めました。
日曜日から急に蒸し暑くなり、「夏バテかな?」と思い
エアコンを掛けて職場へ行きました。

帰宅しても横たわったままで、朝のゴハンはそのまま。
ケージの傍まで行くと必ず体を起こし、「撫でて」と催促しに来るのに。
呼びかけてもうつろな目をしている。

「どうしたのかしら。」

病院はもう閉まっている時間。
夜間救急病院へ何度も電話を入れるも、こんな時に限って
不在案内のメッセージが流れるばかり。

翌朝、ケージを覗くと昨晩から様子が変わらず
タイミング悪くかかりつけの動物病院が休診日だった為
自宅付近の動物病院に連絡をし、診察してもらうことになりました。

過去の病歴や現在の状況を伝えた上で、ひとまず血液検査をすることに。
・・・10数分後、ドクターが言いました。

「ひどい貧血を起こしています。赤血球を調べるための数値の一つが
正常値の一割にも満たしていません。食欲うんぬんなんて状態ではない。
最低限の皮下点滴をして家に連れて帰って明日まで様子を見るか・・・」

そう。
ここはかかりつけの病院では無いので、獣医も治療の判断は私次第なのです。

私:「点滴をして様子を見てどうなるのですか」
医:「この状態ではおそらく今夜までです。(キッパリ)」



(えっ?今夜って・・・?この子が今夜までって・・・!?)



「余命宣告」というものを医師から受けたのはこれで2度目でした。

一度目は、今は亡き父が末期の肺ガンで1ヶ月の命だと告げられたとき。
ある程度私の中で覚悟があったのか、見舞いに行った時担当医師から呼ばれ
控え室で一人、父の余命を聞かされたときそんなに動揺は無かった。

「いずれ親は私達より先に亡くなるものだから」

父が亡くなる一年前に母が急死し、寿命というものに鈍感になり
かなりドライな考え方でその場を乗り越えたような気がします。

今回は違った。

まだ1歳なのに?なんでこんな目に?このまま死んじゃうの???

このまま家に連れて帰り、静かに腕の中で眠らせてあげた方が
この子の為だろうか・・・。

ちょっと待て。
まだ何も始まっていないのに、何様のつもりでこの子の命を絶とうとしてる?
長い闘病生活や老齢でこのような状態になってしまったのなら
それも仕方のない選択かもしれません。

でも、この子はまだ始まったばかり。
まだ頑張れるはずなのに、私はなんて考えを・・・!

ドクターが言いました。

『この状態を逸するには輸血が必要です』

つづく・・・

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